コロナタスクフォース
2020年 10月 22日
新型コロナが流行し始めて早9か月近く経過します。
当初は大騒ぎをしていましたが、徐々に感染に仕方が分かってきて、
東京でも200人前後の感染者で落ち着くことができています。
「飛沫が飛ぶ、飛んでいるところに長時間いる」「手洗いをしっかりしないで顔を触る」
をしなければ殆どうつらないということがわかり多くの人が実行しているので、大きな流行にならずに済んでいるのだと思います。
勿論、保健所を中心としたクラスター対策が有効なのは論を待ちません。
東京都医師会の尾崎会長が言っている「エピセンター」対策もしっかりできているのでしょう。
タスクフォースが言っている、ファクターxも興味深いです。
このタスクフォースは慶応大学の先生が中心に作っているサイトです。
毎週のニュースも参考になります。
さて、
このニュースにも書かれている、
「かかりつけ医」に相談、のところです。
私たち都心部の医療機関では、コロナ疑いの方と一般の方の動線を完全に分離することが難しいので、PCR検査をやりたくてもやれない、という事情があります。
エレベーター、共有部分の廊下やホールなどを完全に通らずに診療所に来てもらうことは殆ど無理です。動線を分けるということに関しては、厳しく指導されています。
PCR検査をするということは、コロナに感染している可能性の多い人が集まるということです。だからこそ、一般の方との動線をしっかりわける必要がある訳です。
一般の方と同じ待合室を使う、同じ検査室を使う、などはあり得ない話です。
しっかりと動線を分ける、もしそれができないのであれば、できる医療機関に紹介をする必要があります。
私たち上田診療所では、残念ながら動線を分けることができません。従って皆さまにはご不便をおかけしますがPCR検査は行えません。
一方で、東京都医師会からは発熱患者さんの診察を依頼されております。こちらは検査はできないものの、診察のみを行っています。一般の患者さんと重ならないように、一般診療終了後に発熱患者さん(かかりつけの方中心に)を拝見するつもりです。
皆さまのご理解をお願いいたします。
by kirindoc
| 2020-10-22 11:29
| 上田診療所