SGLT2阻害剤
2013年 09月 06日
糖尿病の新しい薬が開発されています。
糖尿病に関しては、どんどん新しい薬が開発され、治療薬の選択肢が増えてきてそれぞれの病態にあわせての治療が出来るようになってきています。
今回の新薬は
SGLT2阻害薬という薬です。
一般に血液中の糖(グルコース)は腎臓でろ過されますがその殆どは再吸収され血液の中に戻されています。
この再吸収を抑えるとどうなるでしょうか?
そう、グルコースは体の外に出て行くわけです。
その結果、血液中のグルコースの濃度は低くなります。
このように腎臓での糖の再吸収を抑える薬が開発され、25年5月に田辺三菱製薬から申請され現在承認待ちの状態です(カナグリフロジン、米国ではすでに承認され使用され始めています)おそらく1年以内には日本でも承認されると思われています。
また、面白いことにSGLT2阻害薬は糖尿病患者さんの血糖値は下げますが、健常人の血糖値には殆ど影響をしないようです。
糖尿病に関しては、どんどん新しい薬が開発され、治療薬の選択肢が増えてきてそれぞれの病態にあわせての治療が出来るようになってきています。
今回の新薬は
SGLT2阻害薬という薬です。
一般に血液中の糖(グルコース)は腎臓でろ過されますがその殆どは再吸収され血液の中に戻されています。
この再吸収を抑えるとどうなるでしょうか?
そう、グルコースは体の外に出て行くわけです。
その結果、血液中のグルコースの濃度は低くなります。
このように腎臓での糖の再吸収を抑える薬が開発され、25年5月に田辺三菱製薬から申請され現在承認待ちの状態です(カナグリフロジン、米国ではすでに承認され使用され始めています)おそらく1年以内には日本でも承認されると思われています。
また、面白いことにSGLT2阻害薬は糖尿病患者さんの血糖値は下げますが、健常人の血糖値には殆ど影響をしないようです。
by kirindoc
| 2013-09-06 11:35
| 糖尿病