そばのひ孫と孫は優しい子かい? 納得
2010年 10月 20日
今日はマグネシウムの話です。
先日、慈恵医大の横田邦信教授からお話を聴く機会がありました。
横田教授は糖尿病・内分泌の教授です。
糖尿病のお話を聞かせてもらったのですが、同時に先生はマグネシウムの研究の大家ということで、面白い話を聞かせてもらいました。
横田先生のお話によると
マグネシウムは神経や筋肉の働きに関与していて、
マグネシウムが不足すると筋肉の痙攣、こむら返りが起きやすくなる。
また、血管を拡張させ、血圧を下げる方向に作用する
ということは、マグネシウムが不足すると血圧が上がり、足がつったり(こむら返り)することになる、ということです。
マグネシウムが多く含まれている食材は
「そばのひ孫と孫(は)やさしい子かい?納得!!」と覚えるそうです。
そば、のり、ひじき、まめ、ごこく、とうふ、マカダミアナッツ、ごま、わかめ、やさい、さかな、しいたけ、ココア、かき(貝)、いも、納豆、とうもろこし、くだもの
また、多くの方に興味のあるところでは、マグネシウムは便秘の治療に使われていることです。
下剤の種類には大きく分けると2種類あります。
1、膨潤性下剤(塩類下剤を含む)
2、刺激性下剤
1、の膨潤性下剤の中にマグネシウムが含まれています。
この種の下剤は腸管内に水分を溜め、「便のかさ」を増やして排便を起こしやすくさせます。習慣性が無いため、慢性便秘で長期間にわたって使用できます。
2、の刺激性下剤、これには、センナ、ダイオウなどがあり、腸を直接刺激し、弱った腸の運動を活発にさせます。作用が強く習慣性もあります。服用を続けると腸管粘膜に炎症が起こることがあります。
時々外来で下剤を使っている方が腹痛が強くなって来院されることがあります。良く聞くと刺激性の下剤を長期、かつ漫然と使っている場合があります。
刺激性の下剤は、どうしても必要という場合に使うほうが良いですね。便秘の方は浸潤性下剤を中心に使ってください。
マグネシウム関連のサイトもありますので、興味のある方は覗いてみてください。
http://umg-com.org/
先日、慈恵医大の横田邦信教授からお話を聴く機会がありました。
横田教授は糖尿病・内分泌の教授です。
糖尿病のお話を聞かせてもらったのですが、同時に先生はマグネシウムの研究の大家ということで、面白い話を聞かせてもらいました。
横田先生のお話によると
マグネシウムは神経や筋肉の働きに関与していて、
マグネシウムが不足すると筋肉の痙攣、こむら返りが起きやすくなる。
また、血管を拡張させ、血圧を下げる方向に作用する
ということは、マグネシウムが不足すると血圧が上がり、足がつったり(こむら返り)することになる、ということです。
マグネシウムが多く含まれている食材は
「そばのひ孫と孫(は)やさしい子かい?納得!!」と覚えるそうです。
そば、のり、ひじき、まめ、ごこく、とうふ、マカダミアナッツ、ごま、わかめ、やさい、さかな、しいたけ、ココア、かき(貝)、いも、納豆、とうもろこし、くだもの
また、多くの方に興味のあるところでは、マグネシウムは便秘の治療に使われていることです。
下剤の種類には大きく分けると2種類あります。
1、膨潤性下剤(塩類下剤を含む)
2、刺激性下剤
1、の膨潤性下剤の中にマグネシウムが含まれています。
この種の下剤は腸管内に水分を溜め、「便のかさ」を増やして排便を起こしやすくさせます。習慣性が無いため、慢性便秘で長期間にわたって使用できます。
2、の刺激性下剤、これには、センナ、ダイオウなどがあり、腸を直接刺激し、弱った腸の運動を活発にさせます。作用が強く習慣性もあります。服用を続けると腸管粘膜に炎症が起こることがあります。
時々外来で下剤を使っている方が腹痛が強くなって来院されることがあります。良く聞くと刺激性の下剤を長期、かつ漫然と使っている場合があります。
刺激性の下剤は、どうしても必要という場合に使うほうが良いですね。便秘の方は浸潤性下剤を中心に使ってください。
マグネシウム関連のサイトもありますので、興味のある方は覗いてみてください。
http://umg-com.org/
by kirindoc
| 2010-10-20 17:13